2026/06/06
慢性腎臓病から透析へ|坂東市の透析科で備える【緑野クリニック】
透析は始めると週3回・年単位で続く治療のため、施設選びは生活そのものに直結します。
緑野クリニックの透析体制は、同時透析ベッド27床、透析専門医1人・透析技術認定士8人、看護師(透析関連)常勤8人・臨床工学技士4人、Kt/V 1.2以上の達成率90%※1、無料送迎というのが客観指標で示せる現状です。坂東市にある内科・小児科・透析科併設のクリニックとして、CKDの内科フォローから透析導入・維持透析まで同じ医師チームで担当します。
本記事では、透析が必要になるタイミング、透析の種類、当院の透析体制、導入までの流れ、よくあるご質問までをまとめました。
透析が必要になるタイミング
透析が必要となるタイミングは、腎機能(eGFR)の低下と症状の進行から判断します。
一般的には、eGFRが5〜10mL/min程度まで低下し、尿毒症症状(倦怠感・吐き気・浮腫・呼吸困難など)が現れてきた段階が、透析導入を検討する目安となります。
ただし、eGFRの数値だけで一律に決まるわけではなく、症状・体調・他の合併症の状況を総合的に評価して、医師と患者さんで相談しながら導入時期を決めていきます。
多くの場合、導入の数ヶ月前から準備期間を取り、シャント造設(血液透析の場合)など必要な処置を進めていきます。
透析導入を急に決断するのではなく、慢性腎臓病の経過観察を続けながら、徐々に「もし透析が必要になったら」という心の準備と医療体制の準備を整えておくことが大切です。
CKDの基本については慢性腎臓病(CKD)の早期発見と進行抑制をご覧ください。
透析の種類
透析には主に「血液透析(HD)」と「腹膜透析(PD)」の2種類があり、加えて「腎臓移植」も選択肢の一つです。
当院では、血液透析だけでなく腹膜透析という選択肢もご提案できる体制を整えています。
血液透析(HD)
血液透析は、腕に作ったシャント(動静脈瘻)から血液を体外の透析機器に通して、老廃物・余分な水分を除去する治療です。
週3回、1回あたり約4時間の通院透析が標準的なスケジュールです。
透析の合間の生活の自由度が比較的高い反面、通院の負担があります。
腹膜透析(PD)
腹膜透析は、お腹の中(腹膜)を利用して老廃物や水分を除去する在宅治療です。
生活スタイルに合わせて時間を調整しやすく、通院の頻度を抑えられるという特長があります。
一方で、自宅で透析液の交換を行う必要があり、衛生管理を含めた習熟が必要となります。
腎臓移植
腎臓移植は、提供者(生体・献腎)から腎臓を提供してもらう治療です。
透析からの離脱が可能になりますが、提供者の確保・拒絶反応への対策が必要となります。
当院では移植自体は行っていませんが、希望される方には連携医療機関への紹介が可能です。
当院の透析体制
設備
当院は同時透析ベッド27床を備えており、地域の透析ニーズに対応しています。
血液透析の時間帯は次のとおりです。
- 午前:9:00〜14:00(月水金・火木土)
- 午後:14:00〜20:00(月水金のみ)
標準的なスケジュールでは、週3回・1回約4時間の透析を行います。
患者さんの生活スタイルに応じて、午前または午後のどちらかの枠で固定的に通院いただけます。
スタッフ
当院の透析関連スタッフ体制は次のとおりです※1。
- 透析医師:常勤1人 / 非常勤1人(週1回以上)
- 透析専門医:1人
- 透析技術認定士:8人
- 看護師(透析関連):常勤8人
- 臨床工学技士:常勤4人
透析専門医・透析技術認定士・臨床工学技士・看護師がチームとなって透析を運営しており、安全で安定した透析を継続するための体制を整えています。
実績(客観数値)
当院では、日本透析医会の自主機能評価指標に基づき、定期的に透析の質を評価して公開しています。
2026年6月時点の主な数値は次のとおりです※1。
- 外来HD(血液透析)患者:76人
- 後期高齢者比率:51%
- Kt/V 1.2以上の達成率:90%
Kt/V 1.2以上の達成率90%は、日本透析医会の自主機能評価指標で公開された当院の指標値で、適切な透析量(尿素クリアランス)が安定的に提供できていることを示す目安となります。
長く透析を続けるうえで、この透析量の安定性は体調維持と合併症予防に直結します。
運動療法も並行して実施しており、透析を受けながらの体力維持・QOL向上にも取り組んでいます。
サポート
当院では患者さんの通院負担を減らすため、ご自宅近くまでお迎えにあがる無料の送迎サービスを提供しています。
栄養指導も継続して行っており、医師・看護師が日々の食事のご相談に対応しています。
維持透析をご希望の方は、紹介状をお持ちいただければ受け入れ対応をしています。
透析導入までの流れ
透析導入までの一般的な流れは次のとおりです。
- 内科外来でCKDの経過観察(eGFR・蛋白尿のフォロー)
- 導入が近づいた段階で、シャント造設の準備(必要な場合は連携医療機関で実施)
- 導入入院・透析開始
- 維持透析への移行(当院での外来透析)
当院では内科外来から透析導入、その後の維持透析まで一貫して同じクリニックでフォローしていきます。
通院距離も変わらないため、生活の連続性を保ちやすい点も大きなメリットです。
当院で腎臓病〜透析を一貫してフォローできる安心
透析が始まると、これまでの生活がガラッと変わります。
週3回の通院、食事制限、服薬の調整、体調管理など、新たに覚えることがたくさんあります。
そんな時期に、これまで腎臓病の経過を見てくれた医師チームが透析もフォローしてくれることは、患者さん・ご家族の安心感に大きく寄与します。
当院では、生活習慣病の管理から始まる腎臓病のリスク評価、CKDの進行抑制、透析導入、維持透析、合併症管理まで、すべて同じ医師・スタッフチームで継続できます。
詳しくは坂東市の内科クリニックをお探しの方へもご覧ください。
よくあるご質問
Q1. 維持透析の受け入れは可能ですか?
維持透析をご希望の方は、紹介状をお持ちいただければ対応しています。
引っ越し・転医のご相談は、現在通われている医療機関に紹介状をご依頼の上、当院までお問い合わせください。
Q2. 送迎はどのエリアまで対応していますか?
ご自宅近くまでお迎えにあがる無料の送迎サービスを行っています。
具体的な対応エリアの詳細は、ご相談ください。
Q3. 旅行透析・臨時透析は対応していますか?
旅行透析・臨時透析の対応については、当院までお電話でお問い合わせください。
Q4. 食事の提供はありますか?
透析中の食事提供はありません。透析終了後に、各自ご自宅でお召し上がりいただいています。
Q5. 腹膜透析の対応は?
当院では、血液透析だけでなく腹膜透析という選択肢もご提案できる体制です。
在宅治療として生活スタイルに合わせやすい治療をご検討の方は、医師にご相談ください。
まとめ
透析は始まると長く続く治療です。
施設選びは生活そのものに直結します。
当院の透析体制は、同時透析ベッド27床、透析専門医1人・透析技術認定士8人、Kt/V 1.2以上の達成率90%※1、無料送迎まで含めた包括体制です。慢性腎臓病の内科フォローから透析導入・維持まで、同じ医師チームで継続できます。
腎臓病の経過観察、透析導入のご検討、維持透析の転医をお考えの方は、ぜひ当院までご相談ください(0297-30-3311)。
※1 出典:緑野クリニック公式サイト「血液透析・腹膜透析」ページ(https://midorino.com/dialysis/)。本記事の透析実績の数値(外来HD患者数・後期高齢者比率・Kt/V 1.2以上の達成率など)は、日本透析医会の自主機能評価指標に基づく当院公開データです。
監修・免責
監修:緑野クリニック 院長 土谷良樹
東京大学医学部卒業後、地域の中核的な医療機関で24年にわたって、地域とともに診療。
本記事は、日本透析医会の自主機能評価指標(当院公開データ)および緑野クリニック公式サイト(midorino.com/dialysis/)を参考に作成しています。
本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断・治療・助言に代わるものではありません。気になる症状や治療方針については、必ず医師の診察をお受けください。
記載内容は2026年6月時点の情報です。